2022年08月15日

MGCの50周年

MGCの50周年

2022年に「太陽にほえろ!」と「MGCハイパト」が登場から50年を迎えますが、そういえば前も50周年って言葉を聞いたような??という記憶が蘇ってきました。
それはMGCの50周年です。

モデルガンメーカーのMGCは前身にあたる「日本MGC協会」の設立が1960年で1996年にメーカーとして廃業してしまいました。
なので50周年なんて存在しないんじゃないかと思ってしまいますが、2010年頃に「50周年記念モデル」が発売されたのでした。

実はMGCが1996年に廃業した際に工場は関連会社が引き継いだこと、メーカーとは別会社になっていた販売店(ニューMGC)は存続していたので細々とモデルガン製造は続いていたのでした。
しかし、50周年となる2010年の頃には工場の閉鎖準備、販売店も福岡1店のみとなっていたので、50周年記念モデルが発売されたことに驚きました。

月刊Gunに広告が出てたような記憶がありますね。

管理人(私)のところにはダイレクトメールで案内広告が届きました。
どういう経緯で来たのかは分かりませんが、2006年の上野店閉店時に宅急便を頼んだりしたので、住所氏名が残ってたのかもしれません。

既に10年以上も前のことで、資料も現存していないので、どんな記念モデルが発売され、購入したのか記憶は曖昧ですが写真のヘビーウェイト樹脂製レミントンM31ライアットショットガン(M31RS2)の記念モデルが手元に残っています。
記念モデルとノーマル品の違いは50周年記念刻印のみとなります。
その他の50周年記念モデルも同様の刻印が入っていたと思います。

記憶が曖昧なのは上野店閉店(2006年)、50周年(2010年)、ファイナル51周年(2011年)というタイミングで記念モデルが似たようなラインナップで数多く作られたことがあります。
記念モデルとは別にワンオフに近い少量カスタムも突然単発的に発売されたりしました。
また、そのころに「最後だから」とあれこれ購入したものの、後にいくつかは生活に困り手放してしまいました。

買った当時は結構活発にブログにも情報を投稿してたと思いますが、その記録も残っていないので、わずかな記憶と手元に残った製品からの推測となります。

さて、このM31RS2記念モデルで末期(新日本模型・タイトー時代)に製造されたHW製です。
新日本模型・タイトーの生産期で末期には既にバレルの金型を失っており、末期の製品は樹脂パイプからの削り出しで、マガジンチューブのプラグを受けるスタッドも真鍮削り出しというABS樹脂のMGC時代よりも凝った造りなのが特徴です。
HW樹脂は放っておくと表面がすぐ荒れますが、記念刻印が薄く入っているので表面を磨いてメンテナンスしてると刻印が消えてしまいそうなので気を使います。
この刻印を見て『氷川丸メモリアルみたいだな』と思った方は管理人と同世代くらいの方かも。

ちなみにM31RS2の金型はCAW(クラフトアップル)に引き継がれており、どうやらリバイバル品として復活しそうな噂もあります。
CAWでは新規バレルでのリバイバルとなりそうですから、期待できそうですね。





Posted by MGCMC  at 00:00 │Comments(0)MGC(長物)

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