2024年07月02日
タナカM27と無理やり比較1:CAWブルドッグ

"Tanaka M27 3.5inch & CAW Bulldog"
タナカM27を購入してから取り出してはカチャカチャやってます。
ふと思いついたことですが、なんとなく大きさ(長さ)というか持った感じが近い他モデルを比較してみることにしました。
とりあえずテーマは2インチより長く、4インチより短い銃身の他メーカーのリボルバーって感じでしょうか。
まず第1弾(ネタ的にそんなに続かないと思いますが)です。
CAWのブルドッグと並べてみました。メーカーも口径も全然違いますね。
M27は357マグナム6連発、ブルドッグは44スペシャル5連発のリボルバーです。
あえて類似点を探すと銃身長が近いことと両者ともテーパーバレルというところあたりでしょうか。
少しCAWブルドッグの説明をします。
CAW(クラフトアップル)から発売されたこのモデルガンはチャーターアームズ社のブルドッグを忠実に再現しています。
何年か前に突然、完全新規モデルガンとしてデビューしたので思わずメーカー直販で予約購入してしまいました。
このご時世ではモデルガンは売れる数が少なく、開発コストの回収が難しく、新製品なんて期待できない時代だというのに。こんなマイナーモデルがなぜ発売されたのか?
それは映画「ブレードランナー」に登場するプロップガン「ブラスター」のレプリカが製作販売されるという際に内部機構としてブルドックを内包することになり、その開発をCAWが請け負ったのだと聞いたことがあります。
映画の実プロップもそのような構造だという噂もありますが、私は海外の映画銃のことを全く知らないので、気になる方は本やネットなどで調べてみてください。
ブルドックのメカを作るなら、元のブルドッグも製品化してしまおう、という意図があったのかはわかりませんが、マイナー銃のモデルガンが世に出てきたということです。
とはいえ、エアソフトガンでもカナマル商事より製品化(六研設計との噂あり)されていたり、と実は陰の人気モデルだったのかも?

同じS&WのM28(タナカ、コクサイ、MGC改)はちょっと前に載せましたが、こうやって全くの別モデルと並べてみるのも面白いです。
M27はS&Wの中でも手間暇のかかった高級モデル、一方のブルドッグはサタデーナイトスペシャル(廉価銃)
に分類されることもある低コストモデルです。
本来は並べて語られることはあまり無いとは思うのですが、古今東西たくさんのリボルバーの中から日本で玩具銃としてモデルアップされたという共通項は興味深いところです。
というのも、こうして日本で商品化されるのは必ずしも本国で一番売れている、とか性能が良い、とかコストパフォーマンスが高い、ということだけではないからです。
さらにエアソフトガンより販売数が見込めないモデルガンとなると商品化のハードルはかなり高いと思います。
もちろん映画・ドラマ・アニメ・漫画・小説などに登場する、ということで有名になったり、人気が出たりということもありますので、そういったモデルは商品化しやすい方だと思うので、人気作品でマイナー銃が使われたら一気に商品化されるのかもしれません。
ということでM27とブルドッグの共通点は「超人気モデルというわけでもないのに発売してくれたメーカーさんに超ありがとう!!!と言いたいモデル」と判断しました!
(そんなことは無い、という異論もありそうなことは承知しています)
** MGCMC BONDCHOP
http://mgcmc.blue.coocan.jp/
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。