楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2024年08月07日
再レンサー

"Silencers for Modelgun"
モデルガン用サイレンサーです。
何度か取り上げていますが、過去記事が消えてしまったり、最近入手したものもあったりするので、改めて取り上げます。
サイレンサーはその字のごとく銃声を消音するアタッチメントです。サウンドサプレッサー(減音器)とも言われます。実際には完全に音を消すことは難しいと聞きますが、似たような構造を持つ自動車やバイクのマフラーのように一定の減音効果はあるのではないでしょうか。
映画、ドラマ、小説、アニメ、漫画など様々な作品の中でひとつの象徴的な小道具として使用されている感じです。そのため、銃に興味の無い読者や視聴者でも「サイレンサー」の機能は理解している方がほとんどかと思います。
どの作品でも、『いかにもプロ』という感じのキャラクターが使用するイメージです。
スパイ、スナイパー、エージェントといった役柄で登場し、冷徹な敵役が多く、あまりオッチョコチョイな登場人物はいないと思います。
なので、昔からサイレンサー付きを持ってるキャラクターは何となくすごくカッコいいイメージを持っています。


ではモデルガンのサイレンサーを紹介していきます。
まずはエランのサイレンサー。
バヨネット式といって、銃口にサイレンサーを差し込んで回すとロックされる機構です。
接続部分を延長した専用バレルが必要となりますが、確実に固定されるため、発火も可能です。
ワンタッチでの着脱がクセになる感じです。
ガバ用、コマンダー用、オフィサーズ用とサイズ別にラインナップされています。
画像はコマンダーですが、こっそり任務を遂行?するならオフィサーズが良いかもですね。


タナカのトカレフ(54式?)です。
古来のサイレンサーのイメージであるクルクルと回して取り付けるネジ式です。
エラン同様に接続部分を延長した専用バレルとなっており、取り外した状態ではマズルよりバレルが少し飛び出しています。
漆黒のサイレンサー付きトカレフは何となく凄腕の工作員が使ってそうなイメージです。
タナカから発売されたばかりですが、これから色んな作品上で活躍するかも、と期待しています。


CAWの32オートです。
MGC製モデルガンのリバイバルです。MGC廃業後に引き継がれた金型で再生産され続けており、今やMGC時代よりも長く製造しているかも?というほどのロングセラーです。
このモデルのサイレンサーは本体に固定された状態で販売されています。
サイレンサーはノーマルサイズのバレルにイモネジで固定されています。
バッフルレスのダミーながら、注目すべきは偏芯バレルとなっているのがポイントです。
偏芯の理由はサイティングの邪魔にならないよう、ずらして取り付けるための工夫だそうです。
MGC時代は汎用サイレンサーに口径に合った口金(金具)を使用して差し込む形で取り付ける感じでした。


マルシンのPPKサイレンサー付きモデルです。
おそらく映画007をイメージしたメーカー純正カスタムで、ネジ式のサイレンサーとなっています。
少し取り付け方が特殊です。
ネジ式のバレル先端パーツを外し、露出したバレル先端外周のネジ部分にサイレンサーをねじ込みます。
これで取り付け部はスライド先端部分に収まるのでスッキリした感じになります。
サイレンサーを付けていない場合は先端パーツを付けておくことでノーマル然とした見た目になるというわけです。
初めて見た時はすごいアイディアだなーと思いました。


最後はちょっとオマケのタナカ パイソン シティーハンター冴羽遼モデルです。
メーカー純正カスタムでマズル付近にネジが切ってあり、付属のサイレンサーを取り付けることができます。
昭和の時代、「リボルバーにサイレンサーは意味があるか」みたいな論争がありました。
そんな時、雑誌の質問コーナーでこんな回答がありました。
『遊底が開きガスが漏れるオートマチックに比べ、リボルバーの方が消音効果は高い』
え?シリンダーギャップは?というさらなる疑問は置いておいて、妙に記憶に残る一文でした。
そういえば、本でスライドストップがスライドロック装置になっているサイレンサーモデルの写真を見たことがあります。オートマチックでもスライドは後退しないように固定した方がサイレンサーの効果が高いのですかね。
自分で検証することは難しいですが気になってしまいます。
** MGCMC BONDCHOP
http://mgcmc.blue.coocan.jp/
この記事へのコメント
>のりゆきさん
そんなマニアックな銃が出てくる作品があるんですねー。すごいです!!
MK22は実際にシールズで使われていた隠密任務用と聞いたことがあります。任務の特性からハッシュパピーと名付けられたとか。M39ベースでサイレンサーのためにカサ上げされたサイトがM439シリーズの原型になってるのですかね。
実際には結構な発砲音がするそうですが、これでも元より40db程度の減音がされているようです。プロップガンだとどんな音になるのか気になりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=EFvhQGlfl3I
そんなマニアックな銃が出てくる作品があるんですねー。すごいです!!
MK22は実際にシールズで使われていた隠密任務用と聞いたことがあります。任務の特性からハッシュパピーと名付けられたとか。M39ベースでサイレンサーのためにカサ上げされたサイトがM439シリーズの原型になってるのですかね。
実際には結構な発砲音がするそうですが、これでも元より40db程度の減音がされているようです。プロップガンだとどんな音になるのか気になりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=EFvhQGlfl3I
Posted by MGCMC
at 2024年08月14日 15:25

お世話になっております。のりゆきです
最近ネトフリに加入しまして、
実写版【ザ・ファブル】を見まして
【ハッシュ・パピー】という銃が出て来ました。
消音効果を高める為、Bバックを止めて手動排莢
そんな銃があるなんて初めて知りました。
プロップはBSが担当。マルシンのM439ベースに
センターファイア化し、連射も可能とか。
外資系は予算も潤沢で手の込んだ
モノが登場しますね。
最近ネトフリに加入しまして、
実写版【ザ・ファブル】を見まして
【ハッシュ・パピー】という銃が出て来ました。
消音効果を高める為、Bバックを止めて手動排莢
そんな銃があるなんて初めて知りました。
プロップはBSが担当。マルシンのM439ベースに
センターファイア化し、連射も可能とか。
外資系は予算も潤沢で手の込んだ
モノが登場しますね。
Posted by のりゆき at 2024年08月13日 23:03
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 |