MGCMC BONDCHOP

"Tanaka Python 4inch"

タナカのモデルガン、パイソンはRモデルに進化し、歴史に残る傑作となったと感じています。

Rモデルとは？ということを改めて振り返ってみると、、

1.コルトDA機構を改良し完璧なアクションを実現した
2.リアル刻印となった

こんな感じです。

ただ、Rモデル以前のバージョンも決してダメな製品では無かったのです。
タナカからパイソンが発売されてから、銃身長や材質の違いで何丁か購入しましたが、入手した個体のアクションが不調ということも無く、実物グリップもピタっと付きました。

唯一と言ってもいい気になるポイントは「刻印」です。
ASGK JAPANといった、いかにも日本のトイガンであることを示す刻印が目立つ位置に打たれていたのです。
製品として必要な表記というのは分かるのですが、せめてグリップで隠れる部分とか、そういうところにしてほしいなーと思ってました。
どんなにリアルでアクションが優れていても、どうしても気になってしまうのです。
もちろん、気になるポイントは人によって違うとは思うのですが、私は見た目を気にしてしまうのでした。

Rモデルになって刻印が変更になった、ということは同じような声があり、タナカが業界内で表記の問題をクリアする等の対応をしていただいたことで実現したのだと思います。


この個体は初期モデルのHW樹脂製モデルガンをベースに刻印を打ち直し、全体をブルーイングした外観カスタムです。

これは中古入手ですが、前オーナーは「某ショップでフルカスタムをオーダーしたものだが、Rモデルが出て急に愛着が失せた」とおっしゃっていました。

私は初期モデルで気になっていた刻印が変更されているので、これで十分カッコいいと思ったので譲り受けたのですが、内部機構は初期モデルのままなので、そこが気になる方もいるかと思います。
ちなみにアクションに不具合は無いので、気持ちの問題は大きいのかも。

同じタナカでもディティクティブの初期モデルは購入した個体のほとんどがアクション不良になってしまったので、こちらはRモデルの優位性があるかな、と思います。そもそものモデルの設計構造や個体差によってアクションの感じは異なってくることもあるので個別の判断も必要かと考えています。

願わくば、Rモデル以前の製品向けにアップグレードキットを出してくれると良いのですが、あまり需要は無いのですかね。

それとも、ずーっと持ち続けていれば"プリRモデル"としての価値が出てくるのかな？なんて思ったりもしますが、あえて初期モデルを買うことは無いのかなと思う一方、現行のRモデルの素晴らしさも再認識しますね。

** MGCMC BONDCHOP
http://mgcmc.blue.coocan.jp/